こちらでは10代、20代から薄毛に悩んでいるひと向けに書いています。若いときだからこその苦痛は計り知れないものがありますね。
生ぬるい生活習慣改善などではなく、もっと具体的な対策をおしえます。
DHT蓄積値を下げるってどういう意味?
まず、男性ホルモンが5αリダクターゼという酵素によってDHT(ジヒドロテストステロン)に変化します。
このDHTが毛乳頭細胞に増加すると髪の毛を薄くします。
つまり、DHTに変化するまえに5αリダクターゼの働きを阻害することでDHTは作られづらくなります。
そして、DHT蓄積値を下げておくことで発毛サイクルは正常に回りだし薄毛が改善されていきます。
では、どうやってDHT蓄積値を下げる?
いまのところ、5αリダクターゼの阻害にもっとも有効なのがフィナステリド、デュタステリドなどの医薬品の力を借りる方法です。
これがいわゆるAGA薬による治療というわけです。
10代からでもお薬飲んで大丈夫?
未成年であっても親の同意書、または付き添いのもと処方してくれる皮膚科や専門クリニックはあります。
ただし、厚生労働省が認めた国内承認薬をあつかってる病院をおすすめします。
・国内承認薬フィナステリド
・国内承認薬ジェネリックフィナステリド
上記、国内承認薬を選択しておいたほうが、万が一健康被害がでたときにも国から保証される可能性が高いです。
間違いないのは近所の皮膚科、または単剤処方クリニックですね。ジェネリック薬なら安く手に入ります。詳しいことは下記でも記載しているので参考にして下さい。
20代からの若ハゲ対策について
そこまで進行していない場合、4ヶ月~6ヶ月ほどしっかり続ければ除々に透けていた地肌も目立たなくなってきます。
ただし、あとから話しますが副作用を理解しないまま服用を止めてしまうともとの薄毛に戻ります。
なにも対策してない放置期間が長い場合
デュタステリドは1型と2型の還元酵素にも効果があるAGA薬で、半減期も長くフィナステリドで効果がとぼしい人にも期待ができます。
ザガーロなどの名前で国内承認薬があります。処方されるかどうかは、あくまでも医師の診断のもと判断していただくことが前提の話です。
デュタステリドはフィナステリドにくらべて副作用が強いと言われますが体感としてはあまり変わらなかった体験を下記リンクでまとめています。
ザガーロ(デュタステリド)はフィナステリドよりも副作用が強いのか?
副作用を理解して若ハゲを脱出する
発毛するまでに感じやすい副作用
・むくみ・太る
・食欲増進
・睾丸痛
・下痢・吐き気
飲み始めに起こりやすい症状で、一時的なことが多く数日で収まる症状もあります。
とくに初期脱毛は発毛の合図がきた、、、と思っていたくらい。サイクルが周り出すころなので、ここで抜け毛にビビって止めると非常にもったいない。
フィナステリド継続時に感じやすい副作用
・乳房肥大
・思考変化・思考低下
・不眠・過眠
・頭痛
または数年くらいでは出てこなかったものが5年、10年して出てきたなどですね。
耐性の問題
薬には耐性があります。耐性とは体が薬の反応に慣れてしまいある時期から効果があまり見られなくことです。
ちなみに僕自身も耐性を体感してますが、15年ほど経過している今まったく発毛しないわけではありませんので劇的に効かなくなるというのは考えづらいです。
年齢や肝機能にもよるところですから、医師の服薬指導を受けながらやっていくのが一番安心。
どこで手に入れるのがベスト?
・国内承認薬を処方してるクリニック
副作用のことからも口にする薬の質、またそれを処方する信用できるクリニックとなった場合。
上記にあてはまる病院なりクリニックなりを若いひとには強くおすすめします。
今は国内承認薬のジェネリックも安くなっているので継続しやすいです。コロナの影響もあって自宅にいながら診療できる環境もととのってきています。
なるべくひとに会わずに治療をはじめたい方、安全に安くはじめたい方にはこちらの記事が参考になるはずです。
まとめ:医師の指導のもとなら若いうちから治療するべき
とくに若い年齢では薄毛という事実は受け入れ難いものがあります。なので、成人に近い年齢なら積極的に薬を使ってくれという考え方です。
医師の許可が出る分には、早めにDHT蓄積値を下げておいたほうが進行の遅延作用もあります。万が一将来植毛をおこなうにしてもAGA治療はおこなっておくべきです。
とはいえ、
・薬の耐性
に関しては専門医にちゃんと診てもらって下さい。
お薬というのは体にとって異物であることに違いありませんので、健康被害をなるべく避けながら上手につき合っていくことが大事です。