【植毛手術当日~3日目までの経過】手術の痛みって本当にないの?

こんにちは(すなお@ヒトバシラー)です。

アスク井上はカウンセリングだけでも予約が満員ということで手術まで約7ヶ月待ちました。

そのあいだ色々なイメージを膨らませながらやっと手術の日を迎えることができました。


【植毛手術当日~3日目までの経過】手術の痛みって本当にないの?

こちらではアスク井上クリニックでの植毛手術の簡単なレポートと翌日以降からの様子をまとめます。

手術当日

僕の場合、遠方ということもあって3泊4日の滞在で新宿にホテルを取りました。予定の株数もそこそこ多めなので早朝8:00からの来院となります。

西武新宿駅のちょうど目の前のビルの6Fがアスク井上クリニックです。

手術は丸刈りで挑みました

僕は仕事が内勤かつ自営ということもあって周りを気にする環境ではありません。

そのため手術しやすいと言わている丸坊主にしてから手術に挑みました。術者側もこのほうがより正確に植毛がしやすいようです。来院して看護師さんにバリカンで1ミリほど丸刈りにしてもらいシャンプーをして準備完了。

デザインを決めるために井上先生との最終カウンセリングです。

3000グラフト植毛

生え際のデザインには定評のある井上先生ですがあらためてその科学的根拠を教えていただきながら、3つの案を提案してくれました。

正直もう少し生え際を降ろしたい欲もありましたけど将来のことを考えて折衷案をとることに決めました。(結果的にはよかったと思っています)

生え際から後退しているだけなら生え際に植え込みをするだけでいいですがAGAはいずれ進行するものなので離れ小島を避けることも考えなければなりません。

まだ若くてガシガシ薬飲むよ!て方なら生え際だけでも充分かもしれませんね。

僕はミノタブ、フィナステリドなどの薬をなるべく少量で持続していきたいと考えているので

これを避けるためにも割り振りを中央に分配することにしました。

画像ではわかりにくいですがM字部分にはわずかに産毛が残っており薬である程度まかなえるとふみました。

のちに目立つようであればここにだけ小規模グラフトでまた植毛をほどこせばいいだろうと思っています。

アスク井上植毛体験

全体のグラフト数は3000株とやや多めとなります。これを生え際・前頭部・頭頂部に分配します。

ちょい自毛植毛というよりはフルに近い植毛ということになりました。

はじめからFUEで3000株もとったら2回目とか大丈夫?と思うかもしれませんがそのあたりも考えて採取をおこなってくれたようです。万が一2回目をやったとしてもドナーは確保できるようなので安心しました。もちろん必要なければそれに越したことはないわけです。

井上先生の生え際デザインこだわり
アスク井上、井上院長の生え際デザインは表情筋や毛の流れを考察したうえで決めていきます。基準はおでこにシワをつくったときシワができない部分までは理論上は移植範囲に入るようです。それを無視してしまうとおでこは狭くなりますが不自然な見た目となり、またグラフト数が乏しい場合には全体的にスカつくことになります。あとは冒頭にも言ったAGA影響による離れ小島の問題がでてきます。このことは事前のリサーチから学んでいたことでもあり、仕上がりを左右することを知っていたのでおおむね納得です。前髪をあげたヘアスタイルなんかも可能にしたければかなり重要な点になるようです。

手術は無事終了

アスク井上植毛体験

術中の痛みは他のひとも言っているようにまったくなく、麻酔の注射がチックっとするくらいでした。

基本的にウトウトしている間に終わっていて頭に何かされているのか自分の耳で確認できるくらいの意識はあったと思います。

マイクロスリットで移植
あとから確認したら3000株ほとんどの部位をマイクロスリットで移植してくれたそうです。移植はスリットでおこなうほう仕上がりが綺麗だと言われています。ただし熟練した技術が必要なこと、時間がとてもかかることからホール移植で済ませてしまうクリニックもあります。アスク井上では80%をマイクロスリット、10%をニードル、残りの10%をホールという移植方法でおこなっているそうです。クリニックによってはこの真逆もあるということです。

植毛手術問題なく無事3000グラフトの植え付けが完了しました。

包帯をしてこの上からニット帽をかぶってホテルへ帰宅しました。

少しボーッとしたまま記憶はとびとびなかんじです。

翌日検診

包帯は翌朝10時にはとれました。看護師さんにシャンプーをしてもらいます。傷は出血もほとんどなく非常に綺麗だとのことです。

ただしシャンプーのときさすがに後頭部が沁みましたね。シャンプーは直接つけずにドナー部分だけを手の腹で軽く押さえながら移植部分は流すように洗髪していきます。

アスク井上植毛体験

アスク井上植毛体験

アスク井上植毛体験

手術には井上先生がアイランドタワークリニック時代から井上先生に付いておられる一番優秀な看護師さんが移植に加わってくれていたことを知りました。大変感謝しておりますラッキーでした♪

定期検診は6ヶ月、10ヶ月とありますが遠方のため写真をメールでも構わないそうです。

経過が順調にいくことを願いご挨拶をしてお世話になったアスク井上クリニックをあとにします。

寝方に困る

植毛手術後は寝るときの頭の向きに困ると聞いていたので予備知識として首枕を持っていっていました。


しかし、首枕はなかなか慣れません。

クリニックの術後の過ごし方によればまぶた腫れを防ぐために仰向けで寝ることを勧められます。

僕は丸刈りにしているので後頭部を下にするとやたらチクチクして仰向けは難しくこれは坊主にして手術するデメリットでもあることに気づきました。

これ既存毛で隠せたりできるひとだとクッションになってあまり気にならないのかもしれません。

結局、横を向いて寝るのが一番おさまりがよかったです。

あと昨日はぐっすり寝れたんですけど麻酔がきれだしているのか知りませんがなんか興奮して寝れなかったです。

手術あとでアドレナリン出てるんでしょうか。痛み止めは飲んでるんで痛みがあるわけでもないんですが夜中までバチバチに起きてました(笑)

寝れないんで…。

晩に自分でおそるおそるシャンプーの練習してみました。こちらはその後の写真です。

手術翌日では赤みが目立ちます。

アスク井上植毛体験

アスク井上植毛体験

アスク井上植毛体験

アスク井上植毛体験
画像では少しわかりにくいのですがつむじ周りの毛の方向なんかもちゃんと向きを考えて植えてくれているのが確認できました。

術後の痛みについてですが移植部と採取した後頭部だと後頭部のほうが痛みはあります。

痛み止めもあったせいか我慢できない痛みではなく、3000株のわりには痛くないのでは?と思いました。これが1000~2000株弱とかだったらもっと痛くないんじゃないでしょうか。

3日目


アスク井上では術後のケアとしてEGF成長因子スプレーを術後から2、3時間おきに噴霧するようにすすめられます。

EGFは火傷とか傷の治りを早めるもので医療現場から化粧品まで使われている成分です。ヒトオリゴペプチドとも言われるものですね。

これ系のものは成分量が怪しい育毛剤から再生医療に使用されるものまで種類はさまざまです。純度の高めなEGFは湿潤療法なんかに使われます。

前職の関係上こういったものには少し知識がありました。これについて少し話させてください。

自毛植毛の術後には下のように
アスク井上植毛体験

  • EGFスプレー
  • 抗生物質
  • 痛み止め
  • ミノタブ
  • フィナステリド
をいただくわけですがこのEGFがかなり優秀でした。

まず傷の赤みが治るのが早かったと思います。あと乾燥と突っ張り感の軽減、そして湿潤療法はカサブタが出来にくいので歪(いびつ)な傷をつくりにくくするメリットがあります。いわゆるピットスカーを防ぐようです。

さらに井上先生によれば生着率にも関わってくるようなので僕はかなり積極的にこのEGFをシュッシュッしていましたよ。

僕らが子供のころはカサブタできてはじめて治りかけてるぜ!みたいに言われてましたが今ではジクジクしている状態を保ったほうが傷は治るのも早く、しかも傷あとを残さないのだそうです。

移植部分・採取部分どちらの傷もきれいに目立たなくなれば御の字です。

これに習って、どれくらいで移植部にカサブタができるか気にして見ていきたいと思います。

このページのまとめ

まずは、ここまで読んでいただきありがとうございました。

今後、植毛の経過画像もアップしていく予定です。ひとまず植毛後の3日間は一つめの山らしいです。

アスク井上クリニックの方針では、はじめの4ヶ月だけはミノタブ10mgとフィナステリド1mgの服用を推奨しています。

必ずというわけではないですが、生着にも関わるので4ヶ月だけは続ける予定です。

ただ僕は植毛手術に行く着くまでにこれらAGA薬を10年以上続けており、副作用にも悩まされてきているのでミノタブは5mgに割って様子をみるつもりです。

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